「家計の見える化ツール2つで生活がどう変わったか」を実況解説

 


家計簿アプリとお金のブロックパズルを組み合わせた結果、僕がどのように生活が変化したのかを書きます。

前回の復習

前回の復習記事はこちらです。今回は3部作の最後となる章です。

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使用したツールはお金のブロックパズル(家計編)と家計簿アプリ(マネーフォワード)の2つです。

 

1. お金のブロックパズル(家計編)

2. 家計簿アプリ(マネーフォワードを利用)

マネーフォワード」は、スマホのアプリです。パソコンでも見ることができます。

実際にやってみてどうだったか

資産がどのくらい増えたか、というのは申し訳ないのですが、控えさせていただきます。
というか、条件が個人個人で条件が異なるので、あまり参考にならないのではないかと思っています。

1.  お金の流れが把握できた

まず、マネーフォワードを使って、どこに何のお金がかかっているかを把握できました。

生活必要額は「家族の数のルート(√)に比例」と言われます。例えば4人家族は独身の生活必要額と比べて2倍(√4倍)となるというものです。

年収90万円で東京ハッピーライフの大原さんの90万円で東京ハッピーライフは、4人家族では180万円で同じ生活となるということですね。

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私たちは、3人家族なので、理論的には独身の必要生活費の約1.7倍(√3)となります。
しかし実際にはそれ以上でした。子供の場合、教育費が結構掛かります。

また中学生になると個室が欲しくなってきますので、ある程度の部屋数も必要です。

私たち家族の場合は√3では足りず、√4以上になっていることがわかりました。

これが納得できるかどうかは、家族会議で行ってみる内容かもしれませんね。
私たち家族の場合は、僕も妻も納得できているので問題にはなっていません。

タライ・ラーマくん
生活費は家族数のルート倍とよく言われるのですが、これも本当か実際に家計簿をつけて把握しておくと良いね。

2.  漠然としたお金の不安が消えた

お金のブロックパズルと家計簿アプリを併用することで、今年の収支計画と長期的にはどうしていきたいか(どこで収入を増やして行くか、どこにお金をかけるか)を判断するきっかけとなりました。

年初めにお金をかけたい項目と金額を、日常生活費と娯楽費をエクセルを使って整理しました。あらかじめ分けておくと、無駄にお金を使ってしまったな~という罪悪感も減らすことができました。

お金を使うときでも、気持ちよく使えるので、無用なストレスが減ります。
シンプルライフは、ある程度の無駄も幸せにゆとりを与えるためには必要と考えています。

どこにお金がかかっているか、そのお金は納得できるお金の使い方なのかを見える化すると、心の余裕や心地よさが変わってきます。

僕の場合は、まず固定費を見直しました。具体的には、車や保険、携帯電話などです。外食も見直しました。
固定費の見直しは、正直、ものすごく家計に効いてきます。

通勤時に飲んでしまう駅でのジュースやおにぎりなども塵積で変わってきます。このお金を節約して、合氣道の個人レッスン代にしました。

3. 最低限必要な生活費を掴むことで自由度が高まった

最低限必要な生活費は、お金のブロックパズルの日常生活費で掴むことができます。
日常生活費を把握することは本当にお勧めです。

最低限の生活費が把握できると、
今の職を失ってしまったらどうしよう?老後は安心して暮らせるだろうか?などの
漠然とした不安や恐怖を大幅に軽減できます。

底なし沼も、深さが分かれば不安が少なくなるものです。ずぶずぶと沈んでしまう恐怖も、深さが分かれば対処方法も見えてくるものです。
いったんは沈んで、そこに着いたらジャンプしよう!とか、足元に何か台のようなものを置いておこうとか、何かしら考えるようになるのです。

まず現状を知り、理想との差分を掴むことは、お金と健全に付き合う上で有効でした。

日常生活費が分かれば、娯楽費はオプションです。
仕事が大変な場合は、娯楽費とのバランスをみて、仕事の種類と量をコントロールする判断基準ができます。

しなければならないという、べき思考から選択権が自分に移るだけで、自由度が高まり人生のかじ取りをしている感覚が高まります。

4. 生きる上での優先順位がつかめた

お金のブロックパズルとマネーフォワードを使うことで、お金の流れがだいぶ整理されました。

次に行ったのは、自分が使っているお金がどれだけ幸せに貢献しているかを見ることです。
これは、ほとんどの人が自然と気にするようになると思います。

僕が上げた10個は次のものでした。

  1.  滝行
  2.  坐禅
  3.  自然散策(海と森)
  4.  読書
  5.  合氣道
  6.  家庭菜園
  7.  海外旅行、一人旅
  8.  諸々の事業
  9.  子供の勉強を教える
  10.  食事

この中にはお金がかかるものもあれば、全くかからないものもあります。

例え日常生活費のみの収入しか得られなくなった場合でも(僕の場合は収入6割減でした)、かなりの部分で人生を楽しめることがわかりました。

今まで楽しかった経験をリストにすると、きっとお金のかからない楽しみも見つかることでしょう。
必ずしもそんなにお金を得ようとしなくてもよかったのかもしれないな、、と感じればしめたものです。

5. 地位財、非地位財をより意識して生活するようになり、無駄な支出が減った

地位財と非地位財をより意識するようになり、無駄な支出が減りました。

人のためでなく自分の人生を生きるためには、地位財と非地位財の視点は欠かせないと考えています。

✔    地位財:他人との比較によって生じる(短期的、相対基準)

✔ 非地位財:誰かと比べて得るものではない財(長期的、絶対基準)

地位財は、他人がいて幸せになるものですから、環境に左右されますし、比較が生じます。
非地位財は、他人と関係なく、自分で幸せを作り出すことができます。

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お金のブロックパズルと家計簿アプリでどのようにお金を使っているかを見える化すると、自分の傾向も気づきやすくなります。
アンソニーロビンスがいう「測定するものは改善される」、まさにその通りです。

まとめ

お金のブロックパズル(家計編)と家計簿アプリ(マネーフォワード)を使って、私たち家族の変化を書きました。まとめると次の通りとなります。

1.    お金の流れが把握できた

2. 漠然としたお金の不安が消えた

3. 最低限必要なの生活費を掴むことで自由度が高まった

4.      生きる上での優先順位がつかめた

5. 地位財、非地位財をより意識して生活するようになり、無駄な支出が減った

この5つを通して一番大きく変わったのは、時間の使い方が変わったことです。

自分の時間を提供してお金を得ている以上、お金の使い方を考えると、自然と時間の使い方にも考えが及びます。
人生は「時間の積み重ね」でできていますから、有限な時間をどう生かしていくかは誰しも大きなテーマになると思います。

お金のブロックパズルと家計簿アプリを活用することで、自分の生き方を見直す良い切っ掛けとなりました。

支出と収入を比べると、支出のコントロールは即効性があります。
(収入を増やすことを考える場合は、会社で働く場合も自分でビジネスを起こす場合も、お金のブロックパズル(仕事編)というのがあります。)

ぜひ、ブロックパズルとマネーフォワードで支出の最適化を図り、充実したライフスタイルを選んでください。

 

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