【お金の専門家 直伝!】家計の不安を解消する最強ツール2選 ②

 


この記事は、【お金の専門家 直伝!】家計の不安を解消する最強ツール2選 ①の続きとなります。

前回記事の復習を軽くします。

この記事では、3回に分けて家計におけるお金の流れをシンプルに見える化し、お金に関する恐れを軽減し、計画的な管理ができる最強ツールを解説します。

最強ツールとは、お金のブロックパズル家計簿アプリです。

記事①ではお金のブロックパズルを解説しました。

お金のブロックパズルと黄金比率は次のようなものでした。
これは標準的なものですので、あなたのライフスタイルにあわせてカスタマイズをされることをお勧めします。

最初に決めておくべきことは、貯金額です。

ここで、あなたのライフスタイルに合わせたお金のブロックパズルの黄金比率と、現状を比べて、差分を見ていくことから始めるという話をしました。

現状を掴むために、家計簿アプリを活用することをお勧めします、というところで前回は終わりましたね。

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今回の記事②では、お金を守るために必須の家計簿アプリを解説します。
お金の専門家、タカさん(税理士、日本CFC協会会員、こどものお金の学校代表)直伝の方法に、タライラーマがアレンジをしたものです。

次回の記事③では、お金のブロックパズルと家計簿アプリをどう組み合わせて、お金を守っていくかを解説します。タライ・ラーマくんが、どのように変化していったのかもお伝えします。

今回の記事で学べること

学べることは次の通りです。

 家計簿が続かない5つの罠を理解できる

 家計簿アプリを選ぶときの3つのポイントがわかる

 おすすめする家計簿アプリを、無料版と有料版それぞれ紹介する

 家計簿アプリをブロックパズルとどのように組み合わせて、お金と健全な付き合いができるようになる
(こちらは、次回の記事と跨ぎます)

どんどん実践的な内容になっていきます!

おすすめの家計簿アプリをすぐに知りたいという方がおられるかもしれませんね。答えを言っておきます。

 無料版を使う場合は、おカネレコ

 有料版を使う場合は、マネーフォワード

をお勧めしています。タライラーマは、最初は無料のお金レコを使っていました。
その後、有料のお金レコにアップグレードしましたが、現在はマネーフォワードを使っています。

なぜ、このように変わっていったのかは、後程解説します。

家計簿が続かない5つの罠

お金の専門家が、いろいろな家庭や経営者を見ている中で継続できない5つの罠があると感じたそうです。

1. 細かくやろうとする

2. 正確にやろうとする

3. 面倒くさい

4. おもしろくない

5. ただ付けているだけ

完璧にやろうとすると、継続できなくなり、ゼロか百かになってしまうのですね。
最初の1週間は100、3か月後はゼロということになるパターンが多いようです。
だったら、最初から60から70くらいを目指して、続けた方がいいですね。これはどんなことにも当てはまるような気がします。
家計簿をつけるときは、流れが分かればよいので、だいたいで良いということです。1円単位はすべてゼロでいいみたいです。
僕もその教えに則り、かなりいい加減につけています。
そのくらいが丁度よいと思っています。
タライ・ラーマくん
どうすれば習慣化できるかという視点で見ると、良いね。

使える家計簿アプリ、3つのポイント

次に使える家計簿アプリの3つのポイントをお伝えします。
家計簿が続かない5つの罠を見てもらえばわかる通り、家計簿ノートは敷居が高いと思います。

レシートをもらって、そのレシートを取っておく必要がある。
それをノートに転記する。
日付も書く。

レシートを紛失したら、記録に付けることができない。
出かけているときにノートを忘れることもある。その時は付けられない。

もう正確な収支がわからなくなってしまった。
辞めよう。

というパターンに陥りがちですね。

これを防ぐためには、家計簿アプリを活用するとよいでしょう。

使える家計簿アプリの3つのポイントを整理しました。

シンプル

まず一番目のポイント、シンプルであるというのは、続けるためには、マストな条件でしょう。

支出するときに、支出項目をどうしようかとか、一つ一つ考えていては気持ちも萎えてしまいます。
最初から明細が分かれていて、その明細をタッチで選んで、金額をその場で入力して終り。そのくらいでないとやってられません。

画面がシンプルであることも大切だと思います。さらにはレシート読み取り機能があると、写真に撮るだけで自動入力してくれるので便利です。

カスタマイズ性

支出項目を簡単にカスタマイズできると便利です。ブロックパズルとの組み合わせを考えた場合、日常生活費と娯楽費を区分けしやすいようにカスタマイズできる機能があると、重宝します。

家庭でよく使う支出、大きな金額を伴う支出は分けたいですし、日常よく使う支出項目は上に並び替えできると便利です。そういう機能がついているとうれしいですね。

家計簿の付け方には正解はありませんので、自分好みにカスタマイズしていくのが良いでしょう。

グラフ化

どの支出項目にどれだけ使っているかが視覚化できると、家計の特徴や改善ポイントが掴みやすくなります。支出の割合が円グラフで表示されると、いいですね。

無料版、有料版のおすすめ家計簿アプリ

シンプル、カスタマイズ性、グラフ化の3点揃ったおすすめ家計簿アプリを紹介します。無料版でも有料版でも行うことは同じで、記録された家計簿を日常生活費と娯楽費に分けて、その比率が目標とどのくらい差があるかをみていきます。

お勧めする無料版、有料版の家計簿アプリにはメモ欄がついていますから、支出したものに対して、日常生活費あるいは娯楽費とメモしておくと、後で集計しやすくなります。

【無料版】おカネレコ

まず、無料版はおカネレコです。とにかくお金をかけずにシンプルに管理したい!という方にお勧めです。お金の収支を3か月くらいみると、おおよその特徴や改善点は見えてきます。改善点で見えてきたら、後はそこまで気にしないという考え方もあります。

この記事では、「2割のお金の知識で8割の効果を」をキャッチフレーズとしています。3か月家計簿をアプリでつけて、特徴を見るというのも全然ありだと思います。

僕は、4か月間、おカネレコの無料版を使いました。使い勝手は本当にシンプルです。
支出項目を得らんで、金額を入力するだけで自動的に記録されます。

 

カスタマイズ性も優れており、合計18項目が入れられます。
(有料版になると、支出項目が追加できますが、おおざっぱに分ける場合は18項目で十分でした)

 

支出の表示はカレンダー機能と円グラフ表示ができます。特に、円グラフは役に立ちました。

おカネレコの詳しい機能は、こちらをご覧ください。

【有料版】マネーフォワード

有料版を使う場合は、「マネーフォワードがお勧めです。


なぜ有料版に切り替えたかというと、クレジットカードや銀行口座、証券口座、paypayやメルペイなどのアプリとの連携を図りたかったからです。

実際、現金での支払いよりも、アプリやクレジットカードでの支払いも多くあります。(僕はそちらの方が多いです)

クレジットカードや支払いアプリとの連携が図れ、さらに銀行口座や証券口座とも連携できると、お金の流れだけでなくお金の資産管理もできるようになります。資産の推移も見れます。

今は、おカネレコからマネーフォワードに切り替えています。

資産管理の決定版
マネーフォワードを使ってみる

iPhoneでもandroidでも対応

 

マネーフォワードは、いろいろな活用方法やカスタマイズ方法が載せられているブログがありますが、正直、僕はそこまでやる必要はないと思っています。

生きる目的はお金を管理することではありませんし、お金の専門家であるタカさんよりコンサルを受けているときも

「2割の知識で8割の効果」を心がけていましたので、2割の大切なことをやっていれば、そこまで外すことはなく、お金意外の大切な2割の部分に
エネルギーを割きたいと思っていたからです。

僕がやっていることは、日常生活費と娯楽費がすぐに区分けできるように、支出項目を区分けしています。
例えば、食費を見ても、スーパーでの買い物と、コンビニでの買い物、外食は意味合いが違うと思います。

スーパーでの買い物は【日常生活費】
コンビニや外食は【娯楽費】
ですね。分けておくと、自動集計されます。

ガソリンも職場で使う場合は【日常生活費】、外で遊ぶために使う場合は【娯楽費】です。

これも項目を分けて記録しています。

支出項目を日常生活費と娯楽費に区分けできるところが、便利なところです。

その他、一度記録しておけば、次に同じような支出が出たときも自動的に振り分けてくれるところも気に入っています。

● お金の収取だけでなく、資産管理もできる

 現金以外にも、クレジットカード、amazonの取引、paypayのような決済アプリ、銀行口座、証券口座とも連携が可能

 支出項目が多く、日常生活費と娯楽費への自動振り分けが可能

他にもいろいろな機能がありますが、僕が選んだ理由は主に上のようなことです。ただ、この3つができることがブロックパズルとの相性が抜群であり、選ぶ上で非常に大きい理由となりました。

お金のブロックパズルと管理簿アプリを併用した活用方法

最後にお金のブロックパズルと管理簿アプリを併用した活用方法を解説します。

ステップ1 現状を知る

ステップ1は現状を知ることです。

1. 家計簿アプリから1か月分を円グラフで集計

2. お金のブロックパズルの「日常生活費」,「娯楽費」,「税金社会保険」の欄に、グラフの項目と金額を書き、ブロックごとの合計値を出す。※端数は切り捨て、万円単位でOK。(収入、税金境保険は給与明細または会計帳簿から記載      )

3. 3~6ヶ月続けてみる

3か月から6か月続けると、支出傾向が見えてきます。
その後、続けるかどうかはお任せしますが、3か月も続けると、続ける習慣がいつの間にかついている方が多いです。
これはエクセルシートでタカさんが、コンサル時に作成するフォーマットです。実際には計算シートとなっており、項目と金額を入力すると、日常生活費と娯楽費が自動集計されるようになっています。
そんなに難しい関数は必要としませんから、各自でお金のブロックパズルを作成してみるのも良いでしょう。

ステップ2 理想を考える

ステップ2は理想を考えるです。ステップ1とステップ2は同時に行っても良いと思います。僕は同時に行いました。

1.  理想のお金のブロックパズルを考えてみる

2.    将来ビジョンを考えて

3.    無理という制限を一旦外す

4.    貯金→生活費→収入の順番

ステップ3 目標を立てる

ステップ3は目標を立てるです。今年1年間の支出目標をお金のブロックパズルに落とし込みましょう。

1.  今年1年間の目標のお金のブロックパズルを考えてみる

2.  日常生活費はライフスタイルの見直しが必要、娯楽費は欲望との付き合い方が必要

ステップ4 目標と実際の比較分析

ステップ4は、目標と実際の比較分析です。行うことは、ステップ1からステップ3を繰り返しながら、少しずつ改善を図っていきましょう。

完璧を目指さず、マイベストで行うことが継続のコツです。

家族がいる場合は、定期的にお金の家族会議を開くと良いでしょう。

いろいろな視点で気づけること、大切に思っていることの違いなどが見えてくるので効果的です。

深く取り組みたい方は、タカさんのコンサルを定期的に受けてみるのも良いでしょう。
私たち家族の場合は、お金との付き合い方がわかるので、十分に元がとれました。

まとめ

今回は、お金のブロックパズル(家計編)の復習を軽く行い、家計簿が続かない5つの罠について説明しました。

細かい端数は気にせず、完璧を目指さないで緩く行うことがポイントでした。ゼロ、百にならないように、できた自分を褒めながら続けてください。

その後、継続を助けてくれる家計簿アプリを無料版と有料版に分けて紹介しました。お金をおおざっぱに分けたい場合は無料版を、資産管理やクレジットカード、支払いアプリ、銀行口座、証券口座などとの連携を図ってよりカスタマイズしたい場合は有料版をお勧めしました。

用途に応じて、どちらでも良いと思います。

 無料版:おカネレコ

 有料版:マネーフォワード

をこのブログでは紹介しました。

最後に、家族の人生づくりに活用するための4つのステップを解説しました。

お金のブロックパズルと、家計簿アプリとの相性は抜群に良いです。あなたのお金との素敵な付き合いを応援しています。

前回の記事を見逃してしまった方は、以下を参照ください。

どうもありがとうございました。

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