簿記の勉強をしていました
今週の木曜日に簿記3級ネット試験に合格しましたので、ブログを再開します。

ちゃん

何かをすると、相手側にも何かが作用されるそれが簿記の基本的な考え方です。簿記を勉強すると、相手との関係性も見えやすくなるのです。
相手との関係性がはっきりしないと、混乱しやすくなります。
赤ちゃんやお年寄りも含めて、国民1人あたり1011万円の借金などという記事がよくありますが、これは借り手と貸し手が混乱しています。
ネット試験の本番で足元をすくわれないために
早速、結論から行きます。
ネット試験の本番で足元をすくわれないために、次の4つを留意して対策しましょう。
1. 試験では、貸し出されたボールペンを使わなければならない
2. キーボードに場所を取られ、用紙を置くスペースが取れない場合あり
3. 問題や解答用紙の全体が見えない。気づかずに空欄にしてしまうことがある
4. マウスの操作ミスが起こりうる
1. 試験では、貸し出されたボールペンを使わなければならない
全くインクが出ないペンは支給されないと思いますが、会場によっては、インクが出にくいペンは普通に出されます。
インク切れがないように、わざわざ替え芯(替え芯で800円!)を購入していたのですが、試験では持参のペンが使えませんでした。
インクが出にくいペンで仕分けを書くとストレスが溜まりますし、スピードも落ちます。
その対策としては、頭の中だけで仕分けができるように普段から練習しておくと良いです。
用紙に仕訳を書く習慣のある方は、頭の中で仕訳をイメージして解く練習や略語(現金をC(キャッシュ)、売掛金を売×など)を多用してスピードアップを図りましょう。紙のスペース節約にもなります。
2. キーボードに場所を取られ、用紙を置くスペースが取れない場合あり
家でネット試験の対策もしていたのですが、本試験で想定外だったのが、キーボードで机のスペースが占領されるため、A4用紙を折り畳みながら仕訳をしていかなければなりませんでした。
これはミスを誘発します。
対策は1と同じです。
頭の中で仕訳られるようにするトレーニングを普段から行うことが大切です。
3. 問題や解答用紙の全体が見えない。気づかずに空欄にしてしまうことがある
画面をスクロールして問題を解いていきますので、やりやすい問題から解いていくときは、やり残しがないか確認しましょう。
ペーパー試験の場合は、やっていない問題は解答用紙が空欄になるのですぐにわかりますが、ネットの場合は気づかずに終わってしまうことがあります。
対策としては、ネット試験の予想問題を何度も解き、とにかく慣れることです。見直す時間を5分取れるようにスピードを意識して、対策を建てましょう。
4. マウスの操作ミスが起こりうる
一番多いのは桁を間違えることです。ネット試験では桁を入力することができませんので、ゼロがどこまでかわからなくなります。
その対策は、空欄の入力後にEnterキーを押すことです。Enterキーを押すと、カンマが自動入力されます。これで桁数が確認できます。1回目、2回目の受験のときは、入力後にEnterキーを押すと桁が自動入力されることを知らなかったので、桁をいくつか間違えていました。
僕は2題あり、見直ししたときに潰しました。見直しの時間を5分間持つと良いです。
5. 【その他】ペーパー試験とネット試験共通の対策
試験会場ではマスク着用が義務付けられます。夏の暑い時期は熱中症や酸欠には十分注意してください。
試験中は飲食はできませんので、脱水症状にならないように、試験前に水は飲んでおきましょう。
実際、僕は酸欠になり、頭痛がひどかったです。
普段マスクをしないで仕事をしている環境にいる場合は、できるかぎり通気性の良いマスクをつけることをお勧めします。
家で予想問題を解くときも、あえてクーラーなしでやってみるなど、不利な条件下で解いてみるのもありです。
外を歩いているときはマスクを外しておき、体力温存を図るのも方法のひとつとして検討しても良いでしょう。
1. スペース的にA4用紙が十分使えないこともあり得る。頭の中で仕訳できるように練習しておこう
2. 熱中症や脱水症状に注意する。試験中は飲食できないので、直前まで水を飲んでおこう
3. 試験会場では想定外のことが起こると思って、問題を見たら、手が勝手に動くくらいに反復を繰り返そう
4. ネット試験は特に模擬プログラムを何度も解いて慣れることが大切。これについては後述
5. ミスは必ず出るものだと思い、見直しの時間を5分から10分取れるように仕訳の反復を繰り返そう
ネット試験とペーパー試験はどちらがお勧め?
早くに合格したい場合は、ネット試験を優先して、ネット試験が合わないと思ったら、ペーパー試験を検討するやり方がベストと考えています。
理由は次期を選ばず、何度も受験できるから。ペーパー試験は年に3回しか実施されないのに対して、ペーパー試験は何度も受験できます。
僕も、早くに試験勉強から離れたかったので、ネット試験のみを受験しました。
万全を期して受験をしたつもりでしたが、1回目は見事に足元をすくわれました。しかしネット試験は1回目の失敗をすぐに活かして受験できるのが良いところです。
1回目の受験が終わって、その翌日に申し込みをして、4日後に再受験し合格しました。
姉っと試験では、ペーパー試験と比較して次のメリットがあります。
1. 本番特有の傾向が掴みやすくなる
2. プレッシャーがかからない
3. 対策が立てやすくなる
4. ネット試験との相性が悪い場合は、ペーパー試験に切り替えるのは容易。逆は対策が必要。
デメリットはネット試験特有の対策が必要となることです。一番の対策はパソコン上で問題を解いて十分慣れた状態で受験することです。
ちなみに、ペーパー試験とネット試験の資格は全く同じです。
ネット試験の場合は少し癖があります。本番で足元をすくわれないように本番前に対策を立てておきましょう。
ネット試験の模擬プログラムは必須
ネット試験での受験をする場合は、模擬プログラムで慣れておくことがとても大切です。模擬プログラムが付いている問題集を買いましょう。
僕が使っていたのは、次のものです。こちらは予想問題9回分とネット試験模擬プログラム5回分が付いています。僕はすべてのテスト問題を3回くらい回しました。
テスト対策をするには壮大な慣れが必要です。1冊の問題集を繰り返し解いて、本番に備えてください。
正解した問題についても解説をサラッと眺めましょう。応用問題が出たときも解きやすくなります。
テスト本番では必ずミスがつきものだと思っておいた方がよいです。実際、本番でミスをゼロにするのは難しいと思います。
ミスはあるものだと思って、
1. 見直しの時間が取れるように反射的に問題が解けるように反復する。
2. 電卓のブラインドタッチを(ある程度)できるようにしておく
これで10点くらい普通に変わってきます。
ネット試験は少し癖がありますので、受験される方は上記の対策を立てて、合格を勝ち取ってくださいね。
心より応援しています。