本音に迫る聴き方上手になる11のコツを前半と後半に分けて解説する予定でしたが、一つにまとめました!
代わりに前編、後編にページを分けました。前半はやや上級、後編はさらに上級となります。
聴き方上手になる11のコツは、カウンセラーが大切にしている視点やコツを説明したものです。
これカウンセラーだから使うんでしょう?とは思うかもしれませんが、そうではありません。
カウンセラーと同じ技術を一般人が身に付けたら、セミプロ級の聴き上手です。
職場、学校、家庭などあらゆる場面で応用可能できますので楽しみにしてください。
一度身に付けてしまえば一生の財産となるでしょう。
こちらの関連記事と合わせて読むと理解が深まります。
このブログはかなり気合を入れて書きました。人間関係を良好にするために、ぜひ役立ててください。「あらゆる悩みは対人関係の悩みだ」 (アルフレッド・アドラー)「人間の本当の幸福は人間関係の中にしかない」 […]
✔ 心を開いて安心して語り合える環境を作るためのノウハウ
✔ 人から頼られ相談に乗ってほしいと思われるようになる聴き方
✔ 困りごとや悩みごとを自ら解決する力
✔ コーチング、カウンセリングで使われる聴き方上手になるためのスキル
✔ 人の役に立っている実感から来る自己肯定感
本音に迫る聴き方上手になるための11のコツは、米国のオンライン教育プラットフォームであるUdemyで動画視聴することができます。(30日間の返金保証がついています)
動画では11のコツの詳しい解説に加え、模擬カウンセリング(ロールプレイ)を載せています。
どのようなタイミングで、どのように活用するのが良いのか、その結果クライアントがどのように変化していくかを学べます。
言葉、表情、動作等をご覧いただき、自然とコミュニケーションのリズムを体感してもらいたいと思います。
30日間の返金保証あり
さらに安くご購入されたい方は、期間限定のディスカウントチケットを販売します。
積極的な方は、お問い合わせページよりメッセージくださいね。
- 1 本音に迫る聴き方とは?
- 2 本音に迫る聴き方上手になる11のコツ
- 2.1 1. カウンセラーは傾聴、共感モードで接し、クライアントが安心して本音を話せる雰囲気づくりを心がける
- 2.2 2. カウンセラーが安易に助言や提案をするのではなく、クライアント自身に気づいてもらうように心がける
- 2.3 3. カウンセラーの思いや思惑に誘導しようとするのではなく、常にクライアントに選択してもらうように心がける
- 2.4 4. クライアントの欲求の何が満たされていて、 何が満たされていないのかに着目する
- 2.5 5. クライアントにとって大切なモノは何かに留意・着目する
- 2.6 6. クライアントが(カウンセラーも含め)他者をコントロールしようとしていないかに留意・着目する
- 2.7 7. クライアントの言動が他者を遠ざけるものとなっていないかに留意し、振り返ってもらう
- 2.8 8. クライアントがこだわっていること、クライアントを振り回しているものは何かということに留意・着目する
- 2.9 9. クライアントにとって、変えられるものと変えられないものがあるということを意識してもらう
- 2.10 10. クライアントに、人間関係の修復とセルフコントロール力を身に付けることのどちらが大切かを意識してもらう
- 2.11 11. クライアントが、これまでの考えや、やり方で良いのか留意・着目してもらう
- 3 まとめ
本音に迫る聴き方とは?
本音に迫る聴き方とは、話すことを躊躇するシビアな内容でも、正直に本心を開示できる環境や雰囲気を作る聴き方を指しています。当たり障りのない日常会話ではなく、やや真剣度合いの高い話に対する聴き方ですね。
こういう場面で対応できるかできないかで、リーダーの資質に差が出てきます。
本音に迫る聴き方上手になる11のコツ
はじめに11のコツを箇条書きにします。
一般で活用する場合は、カウンセラーは悩みを聴く側の人(聴き手)、クライアントは悩みを打ちあける人(話し手)と置き換えて読んでください。
1. カウンセラーは傾聴、共感モードで接し、クライアントが安心して本音を話せる雰囲気づくりを心がける
2. カウンセラーが安易に助言や提案をするのでは なく、クライアント自身に気づいてもらうように心がける
3. カウンセラーの思いや思惑に誘導しようとするのではなく、常にクライアントに選択してもらうように心がける
4. クライアントの欲求の何が満たされていて、何が満たされていないのかに着目する
5. クライアントにとって大切なモノは何かに留意・着目する
6. クライアントが(カウンセラーも含め)他者をコントロールしようとしていないかに留意・着目する
7. クライアントの言動が他者を遠ざけるものとなっていないかに留意し、振り返ってもらう
8. クライアントがこだわっていること、クライアントを振り回しているものは何かということに留意・着目する
9. クライアントにとって、変えられるものと変えられないものがあるということを意識してもらう
10. クライアントに、人間関係の修復とセルフコントロール力を身に付けることのどちらが大切かを意識してもらう
11. クライアントが、これまでの考えややり方で良いのか留意・着目してもらう
それでは、ひとつずつ解説していきます。
1. カウンセラーは傾聴、共感モードで接し、クライアントが安心して本音を話せる雰囲気づくりを心がける
傾聴と共感という二つの言葉が出てきましたが、聞き慣れない方もおられるかもしれません。
傾聴と共感のいずれも悩みや本音を聴くときの姿勢として極めて大切となります。
傾聴
傾聴とは、クライアント(相談者)を理解しようとする気持ちで聴くことです。
ありがちなのが、話半分で勝手に解釈したり、早合点してしまい途中でクライアントの話を遮って、コメントしてしまうものです。10の話をしたいのに、3~4くらいで自分なりに勝手に咀嚼してコメントしてしまうものです。本当にありがちです。
話半分に聴いてコメントしたものが的確ならまだ良いですが、実際には的確にならない方が多いです。
何しろ、話を全部聞いてないわけですから。
完全な傾聴は日々のトレーニングがものを言いますので、日ごろから傾聴を心がけた聴き方を心がけましょう。
傾聴は本能に逆らう技術だとも思っています。
共感
共感は行動や気持ちを理解することです。同意や拒絶とは異なります。
一緒に同じことをするのでなく、(自分はこうはしないけど)その気持ちは理解できるよ。
と相手の行動や気持ちを理解することが大切です。
例えば、「幽霊の声が聞こえる!」クライアントが言ったとして、「私も聞こえますよ」と言ったら霊能者です。
「私には聞こえませんけど、、」と言えば良いのかというとそれもダメです。
クライアントさんは閉じこもってしまうでしょう。
同意も拒絶もせず、「なるほど、幽霊の声があなたには聞こえて悩まされているのですね」と(私には見えないけど、見えてるあなたに)理解を示せば、それは共感です。
傾聴と共感は悩みを聴くときの最も基本となる姿勢です。覚えておきましょう。
傾聴は相手を理解しようという気持ちで聴くこと
共感は相手に同意も拒絶もせず、相手と距離を置いて気持ちや行動を理解して共有すること
2. カウンセラーが安易に助言や提案をするのではなく、クライアント自身に気づいてもらうように心がける
私たち聴き手は、クライアント(話し手)の悩みを解決しようと、どうしても助言してしまいがちです。
加えてクライアントもいろいろ考えて、万策尽きているからこそ相談しているわけで、カウンセラー(聴き手)にアドバイスを求められることもしばしばあります。
アドバイスを求められたんだから、アドバイスしなきゃ!
と思いがちですが、安易な助言や提案は自体を悪化させることが多々あります。
適した助言や提案ができたとしても、聴き手と話し手の間で依存関係が生まれることもありますし、マッチしない助言や提案は、信頼を崩壊させる原因となります。
解決策はクライアント自身の中に隠れている。私たちは一緒にそれを見つける手助けをしているのだ。
そんな気持ちでクライアントさんの話を聴きましょう。
しかし、それでもクライアントからアドバイスをしなければならない場合もあります。クライアントからどうすればいいでしょう?と聞かれて、
「それはあなたの問題です。」と答えるのも冷たいものです。
クライアントからアドバイスを求められた時はどうしたら良いでしょうか?
アドバイスを求められたとき
アドバイスを求められたとき、
「 私の考えは○○ですが、必ずしもあなたに当てはまるわけではないですよ。」
と断った上で、参考意見として少しだけ披露する方法があります。
あるいは、
第3者の言を借りてひとつの選択肢として提示するという、やり方もあります。
「似たような相談を受けたことがありましたが、その方は〇〇で解決されたことがありましたよ」のような言い方です。
私の考えは○○ですが、必ずしもあなたに当てはまるわけではない ですよ。と断った上で、参考意見として少しだけ披露する。
第3者の言を借りて、選択肢として提示する。
参考意見や第3者の言葉を借りてアドバイスすれば、クライアントとカンセラーとに適度な距離が保てます。
押しつけがましさもなく、信頼関係も崩れにくくなります。
3. カウンセラーの思いや思惑に誘導しようとするのではなく、常にクライアントに選択してもらうように心がける
カウンセラーが陥りがちな点として、自分は正しい、あなたは間違っているという思いが根っこにあり、悩んでいる人をコントロールしたいという思いが湧いてくることがあります。
私たちはこんな根っこの思いにブレーキをかける必要があります。
実際、私たちが相談者よりも正しいなんてことは、あまりありません。
クライアントとカウンセラーは別人格ですので、状況も背景も考え方も異なるからです。
一方で悩みを相談している方は、答えが見出せないから相談しに来ています。
アドバイスするなと言われても、放置できないですよね。
もちろん、2番のように第三者の言葉として扱ったり、参考意見として言ってますよ、と答えを返すのは良い方法です。
しかし、他のやり方として、「問題を解決するために何をしましたか?」と行動を伺うやり方もあります。
実際、行動にヒントがあることが多いのです。
1. Aと行動の逆のやり方を考えたことはありますか?(Bのやり方)
2. Aのやり方とその逆のやり方の中間(第3のやり方)はどうですか?(Cのやり方)
3. さらに、第3のやり方の逆はどうですか。(Dのやり方)
これでAの他に、B、C、Dと4つの行動の選択肢が生まれました。視点が広がったのが分かると思います。
行動の選択肢が増えた上で、今度はクライアントにそれぞれのメリット・デメリットをイメージしてもらいます。
選択肢ごとの効果の比較をすることによってイメージが膨らめば、悩みの解決まであと一歩です。
多角的な提案の中から現実的な方法を探ってみると視野が広がり、自ら解決する方向に向かいやすくなります。
4. クライアントの欲求の何が満たされていて、 何が満たされていないのかに着目する
私たちは欲求を満たすために生きています。
欲求に満たされていれば幸せですし、満たされていなければ欲求不満を感じます。
適度な目標を立て、目標が達成されるごとに充足感が生まれればベストですが、目標が高すぎてどうやっても叶わないという場合があります。
例えば、
「宇宙旅行に行きたい」、「プロ野球選手になりたい」などは、すべての人が実現できる夢ではありません。
むしろ圧倒的多数の人が実現できない夢とも言えます。
実現の難しい高い目標を掲げて、叶わないと悩んでいる人には、その目標が本当に叶うものかを冷静に吟味してもらうのも良いでしょう。
高望みしている場合は、下方修正または代替物を考えてもらうのです。
宇宙旅行に行けなくてもプラネタリウムの職員になることはできるかもしれません。
もっと気軽にやろうとするなら、天体望遠鏡で星空を楽しむこともできるかもしれません。
100%の欲求を満たせる人はいませんが、100%上手くいっていない人も存在しません。
叶えそうな現実的な事例を交えながら提案すると、悩んでいる人も自分のこだわりが薄れ、前向きになりやすくなります。
これはぜひ、自分の夢を叶えるためにも使える方法です。
今回は、目標をうまく立てるための5つの要素を紹介します。SMARTの法則というものです。聞いたことがある方も多いと思いますが、高い効果を示します。このSMARTの法則に、メリット・デメリット整理法とブレインストー[…]
5. クライアントにとって大切なモノは何かに留意・着目する
これは4とリンクしますが、人は自分にとって大切なものは、他の人にも大切なはずだと思い込みやすいものです。
孔子の言う「己の欲せざるところ、人に施すことなかれ」は正しいのですが、「己の欲するところ、人に施せ」は必ずしも正しくありません。
自分と相手は違う。
相手にとって大切にしているものは何だろうか、という意識で話を聴くと、客観的な視点で物事が見れ、トラブルが起こりにくくなります。
人間関係を築く上で、とっても大切な視点ですね。
6. クライアントが(カウンセラーも含め)他者をコントロールしようとしていないかに留意・着目する
クライアントの悩みをカウンセラーがアドバイスして解決してあげようとする意識と同様、クライアントの方も「カウンセラーを味方に付けたい」、「同意してもらいたい」という意識が生じやすいものです。
「あなたもそう思いませんか?」
「あなたも私と同じ立場だったら同じような行動をしませんか?」
クライアントから上のように誘導されたとしても、カウンセラーは「わかりますよ」と安易に同意するのは考え物です。
相手をコントロールしたいという気持ちは、クライアントとカウンセラーのどちらにも起こりますので、お互いにならないように気を付けましょう。
7. クライアントの言動が他者を遠ざけるものとなっていないかに留意し、振り返ってもらう
人間関係の悩みで相談を受けたとき、クライアントの言動が、相手との距離を遠ざけているか、近づけているか振り返ってもらうことが大事です。
相談者の言い分は理にかなっているように見える。でも言い方はどうだったのか?これを振り返ってもらうことで解決の糸口が見えることもあります。
例えば、
優柔不断を柔軟性がある と言い換えたり、落ち着きがないを活動的であると言い換えたりすることで衝突が避けられます。
一見ネガティブなこともポジティブな言葉に言い換えると、良好な人間関係が保てることが多いです。
正直に生きることと、思ったことを何でも口に出すのは全く別のことです。
短所もひっくり返せば、長所となる。長所に焦点を当てた言い方ができているか振り返ってもらおう
こんな言い方をすればポジティブに受け止められるな、相手も傷つかないな、と結果を予想できると強いです。これは計算高いということではなく、大人の対応をするということです。結果オーライならば良い訳です。
この方法は人間関係の悩みを抱えている相談者に向けた提案にも使えますし、私たち自身の人間関係にも使えますね。
8. クライアントがこだわっていること、クライアントを振り回しているものは何かということに留意・着目する
「こだわり」とは大切なもの、譲れないものです。良い意味にも悪い意味にも使われます。
良い面で使えば、向上心につながり目標を達成するためのガソリンにもなります。
悪い面で使えば、融通が利かず視野狭窄に陥り、自分を苦しめてしまいます。
こだわりは持つのは構わないのですが、複数のこだわりを持つことで、(ひとつの)こだわっていたものが得られないときの保険にすることができます。
複数の居場所があれば、ひとつがうまくいかなくなっても幸せに生きやすくなります。
ここに集中しすぎていたな?、こだわりすぎていたな?ということに気づくと、過度なこだわりから解放されやすくなります。
こだわりを解放し、視野を広げる質問としては次のものがあります。
9. クライアントにとって、変えられるものと変えられないものがあるということを意識してもらう
9は変えられないものを変えようとこだわっている場合についてのもので、8とリンクします。
例えばプチ整形を考えてみます。
プチ整形をすることで、たしかに容姿を変えることはできます。
しかし見た目で 判断する、というモノの見方が変わらなければ、成功したとしても、もっと格好よくなりたい、美人になりたい、と整形を繰り返すかもしれません。
心の在り方、自分のマインドは簡単には 変わりにくいものです。変えにくい心はそのままに、まずは行動を変えるという方法もあります。
心はそのままに行動を小さく変えてみる方法は、行動療法と言われるものですが、実際効果があります。
ちょっとした考え方や振る舞いを変えるのは意識すれば変えやすいものです。
振る舞いを変えれば結果が変わります。
結果が変わって楽しくなり、続けてみようかなと思えればしめたもの。
小さな変化を見逃さず、大事にするのがコツです。
1. ちょっとした考え方や振る舞いを変えるのは意識すれば変えやすい (気軽な気持ちで行動できるものを提案する)
2. 振る舞いを変えれば結果が変わる
3. 楽しくなって続けてみようと思えれば、しめたもの。いつの間にか心も変わる
10. クライアントに、人間関係の修復とセルフコントロール力を身に付けることのどちらが大切かを意識してもらう
セルフコントロールというと、本能を理性で抑えるというようなマイナスのイメージを持たれる方もいると思います。
しかし、ここでは、自分が最適になるために何をするかを自分でコントロールすることをセルフコントロールと呼ぶことにします。
1. より良い人生を生きる力、関係性の距離の置き方、適切な心の使い方を保つ力
2. 我慢することだけがセルフコントロールではない
3. シンプルライフの一番の根幹を為すもの
例えば、相談者のAさんがBさんとの人間関係に悩んでおり、あなたはBさんとの人間関係を良好にしたいとAさんから相談を受けたとします。
そのときあなたは、AさんのBさんとの人間関係を良くしたいという望みは聴きながらも、
BさんはAさんにとって大切な人なのか、Bさんとより良い関係になることはAさんにとって本当に良いことなのか、
とさらに広い視野で見ていきます。
例えば、
あなたが、麻薬のバイヤーと関係を保ちたいと相談されたとして、どうやったらバイヤーと関係構築できるかとか考えないと思うんです。むしろ、離れたほうが適切なんじゃないかと思うはずです。
これは極端ですが、同じようにいじめやパワーバランスの崩れで苦しんでいるときなどは、元の人間関係に戻ることが、Aさんにとって本当に良いことなのか、幸せにつながるのか、全体を見てあげる必要があります。
1. AさんとBさんはどのくらいの距離間を保つのが良いのかを考えてもらう
2. 人間関係の修復だけでなく、全体の幸せを見てもらう
そんな視点の提供も有益です。人との関係は誰でも等しい距離にある訳ではありません。
適切な距離間は人によって異なりますので、人の関係性に応じた適した距離間の保ち方ができることもセルフコントロールの1つと言えます。
11. クライアントが、これまでの考えや、やり方で良いのか留意・着目してもらう
クライアントにはその人なりのマインドがあり、うまく行っていないときに相談に来るものです。
「今までと同じ行動をして、結果が変わることは期待できません。行動を変えれば結果も変わります。」
理屈としてはその通りです。
しかし実際のところ、マインドを変えるのは簡単ではありません。変わることの怖れもクライアントにあるかもしれません。
カウンセラーは、クライアントが現状の行動や考えのままで良いのかを振り返ってもらい、クライアント自身に判断してもらうと良いでしょう。
例えば、ダイレクトに言っても大丈夫だと判断できた場合、次のように言うことができます。
✔ 今の状態を続けると結果はどうなると思いますか
✔ 結果を変えようとあなたは考えておられるようですが、結果を変えるために何か変えられることはありますか
まとめ
今まで本音に迫る聴き方上手になる11のコツを学んできました。後半になるに従い、難しく感じる部分もあったのではないかと思います。
「悩みは人生の宿題である」とカール・ロジャースが言う通り、悩むことはそれだけ真剣に生きている証でもあります。
悩んでいる人は必死に自分の取り組むべき課題を解こうとしているのです。その姿に私たちは敬意を表すべきものだと考えています。
クライアント(相談する人)とカウンセラー(相談を受ける人)は、得てして上下関係が出やすくなりがちです。
しかしながら、相談をしている人が下で、受けた側が上と考えていては、本音に迫るコミュニケーションは成り立たちません。上下関係が出やすいからこそ、相談を受けた人間は、意識してフラットにな関係を心がけ、同じ土俵に上がるように意識したいものです。
相談を受けた側は意識してフラットな関係を心がける。
本音に迫る聴き方上手になるための11のコツは、米国のオンライン教育プラットフォームであるUdemyの中でオンライン動画として視聴することができます。
動画では11のコツの詳しい解説に加え、実際にどのように活用されているか、模擬カウンセリング(ロールプレイ)も載せております。
言葉、表情、動作等をご覧いただくことで、自然とコミュニケーションのリズムが体感いただければ幸いです。
タライ・ラーマが編集・作成しているコンテンツ教材(動画+PDF)です。Udemyで販売しています。
30日間の返金保証付きです。