STEP2 心をシンプルにする
価値観が異なる相手と一緒に住んでいる場合は、シンプルライフを家族で行うかどうか、個人個人で行うかを話し合っていくことになるでしょう。その前提として、話し合いの途中でヒステリックにならないように心が静まっていることが大切です。
聴き方上手となるためのテクニック
相手も一緒にシンプルライフをやろう!と最初から思ってくれる場合は、スムーズにシンプルライフに移すことができますが、相手はシンプルライフを行いたくない、という可能性もあります。
相手と意見が異なったとき、よくありがちで失敗するのが、「説得する」、「命令する」、「脅迫する」、「批判する」です。
お相手の方は、傷つけられまいと心を閉ざしてしまいます。
まずは、2つの心構えが大切です。
1. 私とあなたは違う存在である。(離別感)
2. 相手を変えようとしない
私とあなたは違う存在である。というのは大前提です。離別感と呼びます。
離別感の反対は一体感です。私と相手の区別がつかない状態です。一体感は家族(親と子、夫と妻)や職場(上司と部下)など親しい関係にあるときによく起こります。
私が相手の期待に100%応えるために生まれてきたわけではないのと同じように、相手も私の期待に応えるために生まれてきたわけではありません。あなたの期待が100%通らなければならないと考えるのはやめましょう。
このブログはかなり気合を入れて書きました。人間関係を良好にするために、ぜひ役立ててください。「あらゆる悩みは対人関係の悩みだ」 (アルフレッド・アドラー)「人間の本当の幸福は人間関係の中にしかない」 […]
意見が違うのは当たり前だと思って、相手のニーズをまずは聴きましょう。安心安全な雰囲気の中で、お相手の言葉を出し尽くさせるところから始めましょう。
お相手のニーズが十分に理解してはじめて、あなたとお相手の両方にとってベストな案が生まれます。あなたの思いをどう伝えるか、価値観の対立をどう解いて、あなたにも相手にもベストな解決策を見つけていきます。
このように、身の周りをシンプルにしていく過程で、心の在り方や人間関係についても学ぶことができるわけですね。複雑な機械を動かすためにはマニュアルが必要ですが、機械よりもはるかに複雑な私たちの心にも、[心の取扱説明書」があると、とっても役に立ちそうです。
STEP3 身体をシンプルにする
✔ STEP1 身の周りのモノをシンプルにする
✔ STEP2 心をシンプルにする
ここまで行ったあなたは最終段階です。身体をシンプルにするとは、身体の状態をベストな状態にするということです。正直、ここまで自分を見つめ続けたあなたには容易になっていると思います。
食事の方法や睡眠、運動を改善させるだけでベストな状態を保てます。
しかも、ここまで来たら、「わかっちゃいるけど、やめられない」のすーだら節状態は少なくなってくるでしょう。
自己コントロールが備わってきていることが実感できるはずです。
良い情報を取り入れ、実行する。できなければ、できない障がいを見つけて改善する能力も身についています。
後は実行して高めるだけです。シンプルライフの道を一緒に進めて参りましょう!
おめでとうございます!(パチ パチ!)
まとめ
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。今回は、シンプルライフの基礎知識とそのステップについて解説しました。
詳しい部分については、あらためて個別に記事をアップしていきますが、全体像がつかんでいただければ、うれしく思います。
STEP1-3まで進めることで、自分の身の周りのモノや周囲の人間関係、自分自身の在り方が最適化されます。
これを皆さんと一緒に目指していければうれいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!