【シンプルだけど効果的!】情報収集力の鍛え方


今回は、シンプルながら効果的な情報収集力の鍛え方を解説します。このブログで分かることは次の通りです。

 効果的に情報を掴む方法がわかる

 情報の活用方法がわかる

 セミナーを受けるときのチェックポイントがわかる

今やネットで情報は本当に入手しやすくなりました。
そして、ネットを通じて、個別の質問もしやすくなりました。

だからこそ、情報を入手する力が楽に生きることに直結してきます。
そして、良い質問をする方はできる人と思われやすく、期待されることも多いため、プラスのスパイラルに入りやすくなります。
ぜひ、質問力を上げて、情報収集力を上げていきましょう。

質問をする際は、
1. 何を聞きたいのか
2. どこまでやったのか
3. どこから分からないのか

の3つを明確にしておきましょう。2と3は行動しないとわかりませんね。
つまり行動しないと、適確な質問もできず、適確な質問がなければ、除法収集の質も下がってしまうということです。

僕の本業は企業コンサルです。具体的な質問かあいまいで漠然とした質問かで雲泥の差が生じることを毎日実感しています。

それでは解説していきましょう。

 

1. 質問力

まずはじめに、質問力から入りましょう。質問をするにも、効果的な質問と効果的でない質問があります。ちょっとした質問の仕方で差がつくことが多いので、効果的な質問を学びましょう。

効果的な質問の仕方

情報収集を行う上では、質問力が本当に大事です。

曖昧な質問からは曖昧な答えしか生まれないとはよく言われる言葉ですが、これは本当です。人に聞くときは特に、何を聞きたいかを明確にしてから質問する方が効果的です。これはネットで検索するときにも活用できます。

良い質問とは次のようなものです。

1. 何を聞きたいのか
2. どこまでやったのか
3. どこから分からないのか
人に質問するときは、この3つを明確にしておくことをお勧めします。質問された側も、この3つを明らかにされると、適確な答えを伝えやすくなります。
実行が伴わない人は、2がありませんので、漠然とした質問になりやすいです。
そうなると、質問された側も、この人は実行が伴わないタイプだな、と思われることが多いです。
お茶を濁したような答えを返される確率が高まりますので、この3つの原則をおさえた質問をしましょう。
タライ・ラーマは、起業コンサルを本業としていますが、できる企業は質問が明確なことが多いです。

質問する前の情報収集

ネットで載せられていることを質問する方がいます。これはNGです。質問された方の時間を奪っていますし、あなたに情報収集力がないことを相手に露呈しているようなものです。

質問する前に、ネットで情報収集できるものは調べておきましょう。ネットで検索するときも、なるべく具体的にした上でキーワードを入れていくと良いですね。

質問する場合は、少なくともその方が発信しているサイト内を検索して、すでに公開情報がないかをチェックすることをお勧めします。相手にとっても、自分にとっても、お互いに時間を節約できますね。

サイトに載っていない場合は、直接質問するというステップがよいでしょう。

質問する前に、ネットで調べる習慣をつける。

効果的な学習

よく失敗する人のパターンとして、複数の人から情報収集をして、自分なりに都合よく良いところ取りする、という方がいます。
これはあまり勧められません。
例えば、あなたが筋力をつけたいとして、導入やればよいかを検索するとします。
ある人は少ない回数で重いバーべルを上げるのが効果的だといいます。もう一人の人は、軽いバーベルを数多く上げるのが効果的だといいます。
そして、あなたは軽いバーベルを少ない回数上げようと考えます。効果ないですね。
これは分かりやすい例えですが、よくあるパターンです。情報難民になる方の多くはこのパターンに陥っています。
できれば、信頼できるメンター一人に、ついていくぐらいの気持ちで信じてやるくらいの気持ちが大切です。

本からの情報収集

本からの情報収集は、人とは別に複数の情報源に当たってみるのもよいでしょう。

時には真逆なことが書いてあることがあります。
これは人から学ぶときと同じく、自分の都合の良いところだけを解釈せず、この本と決めたら、その本を信じてまずは守破離を行うことをお勧めします。

または、複数の本で共通して書かれていることはもっとも大切なことと言ってよいでしょう。そこは確実に実行するようにすると効果が高まります。

例えば、資産を築くにはどうしたら良いかを調べるとして、

1. 支出を抑える
2. 特に固定費を下げる
3. 長期投資を行う
4. おススメは米国株(S&P500)

など、共通した項目が出てくると思います。中には、お金を貯めるな系の本もありますが、これは自分がどのスタイルを取りたいかでしょう。
(自分の価値観やスタイルを見つけるためにも、モノ、身体、心のシンプルさは、大事じゃないかと思います)

自分のスタイル(好み)がある程度、見えてきたら、それに合った本を数種類読めば、だいたい書いてあることの共通項が見えてきます。
それは絶対に抑えておいたほうがよいものと判断できます。

複数の本を参考にする場合は、違いよりも共通する部分を探す。そこが絶対に抑えなければならないポイント

2. 実行力

実行力は情報収集力、質問力と深いかかわりがあります。

1. 何を聞きたいのか
2. どこまでやったのか
3. どこから分からないのか
を質問する際、実践がなければ、2が聞けませんし、2がなければ3も聞けません。質問力と実行力はセットです。
『良いアドバイスをもらったな、と思ったら実行する』これは鉄則です。
上手くいってもうまくいかなくてもどちらでも良いのです。うまくいかなかったら、アドバイスに従ったのですが、うまくいきませんでした。と答えれることができます。
自分がアドバイスをしたものを実行に移して、それでもうまくいかなかった場合は、次の一手を考えてくれる場合が多いです。
『あっ、うまくいかなかったか。ではこうしてみたらどうだろう?』とより精度の高いアドバイスがもらえます。これが貴重です。
情報だけもらい、何もしない、あるいは結果報告しないというのは、アドバイスをした側にとっては空しいものです。

情報を与えてもうまく活用できない人なんだな、と思われて、次にアドバイスをもらおうとしたときの情報の質は下がります。

うまくいくか、いかないか。差がつくのはこういう微差なところです。
タライ・ラーマくん
いただいたアドバイスは実行することで、うまくいかなかった場合でも次の一手を考えてくれるよ。
パンダくん
何もしてないと、情報を活用できない人なんだな、と思われちゃうね。
タライ・ラーマくん
微差が、だんだん大きくなっていくんだよ

セミナーを受ける前のチェック項目

高額な成功セミナーなどでは、セミナーに1000万円以上を費やしたという人を何人かみましたが、漠然とセミナーにいくと砂にお金を撒くような状態になりかねません。(そのお金をS&P500のような優良米国株に投資していれば、相当なリターンが得られただろうな、と思いました)

高額なセミナーに参加される前にどんな心理から申し込んでいるかを振り返ってみましょう。

例えば、

1. 他では得られない情報がこのセミナーでは得られるのではないかという期待

2. 何か自分にかけている情報がある。それを補いたいという渇望感

3. 向上心のある人たちと出会える、という仲間探し

4. 自己向上も兼ねたエンターティメント

5. 体系的に学びたい。資格を得ることを目的とする

1と2は、似ているところがありますね。この情報さえ手に入れば自分は変わるはずだ。という感覚です。
今自分の中に持っている資源や能力ではなく、欠けているところに焦点を当ててしまう思考を抱いてしまう方は多いです。

これって、何かと似てますね。

はいっ、そうです。モノを買わせるための広告と同じです。これさえ手に入れば幸せになれます。みたいなやつです。
1と2に関しては、あなたが元々求めていた、というよりも何かしらの宣伝や広告をみて、これを受講したいなと思ったパターンが多いと思います。

申し込みをさせるための心理学の手法ですね。
申し込みをする前に、毎回これでセミナーに申し込んでいないか、振り返ることも大切でしょう。あなたの資産が失われないように。

シンプルライフを行う過程で、店はどのようにモノを買わせていくかを覚えていきます。広告手法を学ぶにつれて、だんだんと自分に必要な情報はなにかも自然と見えてくるようになるでしょう。

3は成り立つ場合と成り立たない場合がありますね。結果がでれば、結果が出た人同士でつながりますので、セミナーうんぬんはそんなに気にしなくても良いと思います。

4のエンターテイメントとして受講するのは人それぞれの価値観なので、ありだと思います。高揚感があり気持ちよくなることもありますね。

5は、僕もよくやります。これは単発で受けるというよりも半年コースとかライフワーク的に行うことが多いです。ただし、本当に必要かどうかを見極めましょう。僕自身、受けてみて必要なかったかも、、というのがたまにあり、自戒を込めて。

 

どんな理由でも、まずは行く目的を明確にした方が効果は高いですし、もしかしたら、その目的を叶えるベストな手段がセミナー参加ではないこともあるかもしれません。もちろん、セミナーに参加することで得られるものが高いと感じた場合は積極的に受講するのももちろんありです!

1. 何を聞きたいのか
2. どこまでやったのか
3. どこから分からないのか

ポイントはここだと思います。
いくら良い情報をもらったとしても、その情報が貴重か貴重でないかは実行することで真価が見えてきます。

ひとつ、こんなこともチェックしてみましょう。

 あなたは、自分がこうすべきだと自分の中で思っていることを実行できているか
 周りからこうしたらよいのに、と言われていることを改善できているか
禅の言葉、脚下照顧(自分の足元を見よ)とはまさに言えて妙で、自分で気づいていることを改善してみるか。これを確認してみるのが良いでしょう。
自分で気づいている課題や人から言われていることは英単語のテストで言えば、超頻出単語です。マイナーな単語よりも頻出単語を抑えた方がよいのと同じで、身近なところから改善していくと効果的です。
1.   出来ていない場合は、まずはそこから始めてみる
2.  始めて見ると、実行力がついてきます
3.  実行力がついてくると効果性もつかめてきます
その上で、ネットで情報がつかめないか。本に書いてないか。を見ていきます。
本のコスパは最強ですからね。著者も本の内容で酷評されては困りますから、メインディッシュは出し惜しみなく、本に書きます。
まずは本。そこから行うことをお勧めします。本の力は想像以上に大きいと思います。
  1. 人から指摘された改善点、自分で見えている改善点は、すでに解決されているか
  2. ネットや本で情報が仕入れられないか

僕のスタンスとしては、お金をかけなくても入る情報は、お金をかけないというシンプルなスタンスを取っています。

質問と実行を回転させていくことが、情報収集のコツと言えるでしょう。

まとめ

今回は情報収集には、質問力と実行力がセットになっていることをお伝えしました。
良い質問力は、
1. 何を聞きたいのか
2. どこまでやったのか
3. どこから分からないのか
が明確であることです。
曖昧な質問には曖昧な答えが出る。具体的なことが聞きたい場合は、具体的な質問が必要です。だからこそ、1、2、3がセットなのです。
特に、2と3は、行動が伴わなければ答えられません。従い、質問力が高い人は行動力も高い人と言えます。
一緒に情報収集力を高めていきましょう。ありがとうございました。

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